ジョーイ・ナードン 不屈の一撃

 佳作。主人公がトニー・ルーク・ジュニアというアンチ・ビジュアル系で、それでもこれだけ見せるのだから凄い。元ヘビー級ボクサーという設定だが、確かに体重は申し分ないが、背丈としては果たしてヘビー級か。あまり情報のない俳優だが、英語のWIKIで見ると、俳優でシナリオライターでソングライターでもありレストランオーナーでもあり、スポーツレポーターでもあるというマルチタレントらしい。タイトルは例によって説明過剰なものだが、これを考えた人は私同様ラストシーンに衝撃を受け、感動したのだろう。

2009年 アメリカ ジェームス・クワトロッチ