2013-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ビヨンド・サイレンス

坦々とした映画だが、両親が聾者だという、特にその父親に共感できない。音楽に夢中になり読み書きをおろそかにする娘を心配するのは当然だとしても、結果的には音楽学校行きに難色を見せ、身近に置いておきたいという欲求が表面に出ると、娘の身辺に関する…

マイ・ネーム・イズ・ハーン

インド映画、恐るべし。「踊るマハラジャ」だけがインド映画ではない。しかし、主人公を実際にオバマ大統領に会わせてしまう話にするのはどうか。これでは「ナンチャッテ」映画に陥ってしまいかねないので、なくてもがなのシーン。アスペルガー症候群である…

フローズン・ドリーム  煽情の殺人

見る予定のない映画だったが、どこかで見たことがある女優は、ソーラ・バーチ。で、途中からながら最後まで見てしまう。大学をやめて売春婦になった女が保険金目当てに情人を毒殺した実在の事件の映画化らしいが、バーチのその演技は、「パトリオット・ゲー…

菊豆(チュイトゥ)

名匠チャン・イーモウの手になるこの映画は途中から見ただけだが、それで十分。1920年という時代設定も合わせて、なんだが中国の民俗がひたすら汚らしく見えるだけの映画だった。これが愛欲映画であるせいでもある。汚い野良着を着た女と貧弱な体をした男と…

ミスター・アーサー

主演のラッセル・ブランドとかいう男、殆んど見るに堪えずという容姿外見なので開巻一番で絶句、須臾にして観劇中止。声がクリス・タッカーの物まねかと思うほどカン高く、ミバも極端に悪い。どう見てもただの浮浪者にしか見えないけれど。オリジナル(1981年…